スイニー
- アナグリプチンはどのような味がしますか?
苦味があります。
- アナグリプチンはどのようなにおいがしますか?
においはありません。
- スイニーの効能又は効果は?
本剤の承認された効能又は効果は下記になります。
2型糖尿病
参考資料:添付文書(「4.効能又は効果」の項)- スイニーの用法及び用量は?
本剤の承認された用法及び用量は下記になります。
「通常、成人にはアナグリプチンとして1回100mgを1日2回朝夕に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を200mgまで増量することができる。」
参考資料:添付文書(「6.用法及び用量」の項)- スイニーは食前・食後のいつ飲んだらよいですか?
食前・食後のいずれでも服用いただけます。
- スイニーを2型糖尿病治療の第一選択薬として使用することは可能ですか?
可能です。
- スイニーを飲み忘れた場合はどうしたらよいでしょうか?
飲み忘れに気づいたときには1回分を服用します。ただし、次の服用時間が近い場合には1回とばして、次の時間に1回分を服用します。2回分をまとめて飲まないようにしてください。
参考資料:くすりのしおり- スイニーと他の糖尿病治療薬との併用のデータはありますか?
SU剤、BG剤、TZD剤、α-GI剤、速効型インスリン分泌促進剤、インスリン製剤で効果不十分な症例に対し、スイニーを52週間併用投与した第Ⅲ相試験が実施されています。
詳細については添付文書を確認ください。
参考資料:添付文書(「17.1.4 国内第Ⅲ相試験(併用療法)」の項)- アナグリプチンの排泄経路は?
アナグリプチンは、尿中および糞中から排泄されますが、主な排泄経路は尿中(腎)排泄です。(外国人データ)
参考資料:インタビューフォーム- 透析患者へスイニーを投与する際、減量の必要はありますか?透析で除去可能ですか?
透析患者を含む末期腎不全患者に対しては、1日1回100mgの投与となります。
海外で実施された腎機能障害患者における薬物動態試験で、末期腎不全患者に対しアナグリプチン投与4時間後に3~4時間の血液透析を実施したところ、投与量の12.6%が本薬又は代謝物として透析液中に除去されました。
参考資料: インタビューフォーム- スイニーの腎機能障害患者への1日投与量について教えてください。
重度以上の腎機能障害患者では、100mg 1日1回の投与となります。
参考資料:添付文書(「7.用法及び用量に関連する注意」の項)- スイニーの肝機能障害患者への投与について教えてください。
肝機能障害患者への投与に制限はありません。
海外で実施した試験では中等度肝機能障害患者(Child-Pugh Class B)及び健康成人(各8例)に本剤400mgを単回経口投与したとき、アナグリプチンのCmax及びAUC0-∞の比(肝機能障害患者/健康成人)はそれぞれ1.07及び1.17でした。
詳細は添付文書にてご確認ください。
参考資料:添付文書(「16.6.2 肝機能障害患者」の項)- アナグリプチンへの食事の影響について教えてください。
健康成人男性(11例)に本剤100mgを食後に単回経口投与したとき、Cmax及びAUC0-24hは空腹時投与と比較してそれぞれ15%及び12%減少しました。
詳細は添付文書にてご確認ください。
参考資料:添付文書(「16.2.1 食事の影響」の項)