測定原理
本品はポータブル自動テストカートリッジリーダーであり、単回使用のテストカートリッジに対してレーザー誘起蛍光測定を行うことにより、単一または複数の検体の定量化が可能な定量的免疫測定技術に基づいている。微小流体側方流動技術を用いており、サンプル中の対象の検体がテストカートリッジ内の流体経路を移動する間に免疫複合体を形成する。未知のサンプル中における対象の検体の濃度は、テストゾーンと対照ゾーンの蛍光強度の比率を用いて計算される。
使用上の注意
<重要な基本的注意>
1. 本体は空冷式ですので、動作中は表面が温かくなります。本体を設置する際は、本体のすべての方向に必ず10cm 以上のスペースを設けること。
2. 本体に金属物等を挿入しないこと。[感電事故、人身傷害および機器の損傷につながる可能性がある。]
3. 検体には、いかなる異物による汚染もなく、フィブリン塊も含まれていないことを確実に確認すること。
4. 検体には全血を使用しないこと。
5. 本体は分解、修理、改造を絶対に行わないこと。
<その他の不具合・有害事象>
QC カートリッジおよびテストカートリッジが本体内部に入ったまま取り出せない状態になった場合は、一旦電源をオフにし、再度電源をオンにすることにより、自動的にカートリッジが排出される。
品目仕様等
1)測定項目:遊離サイロキシン(FT4)・甲状腺刺激ホルモン(TSH)、遊離トリヨードサイロニン(FT3)
2)測定時間:約45秒
3)専用試薬:ファグノス FREND Thyroid Duo、ファグノス FREND Free T3使用
4)検体:血清または血漿(ヘパリン)70μL
5)測定方式:蛍光免疫測定法
操作方法
詳しくは、ユーザーマニュアルをご参照ください。
<セットアップ及びセルフテスト手順>
1)本体をAC アダプターに接続し、電源コードをコンセントに挿す。電源ボタンを3 秒長押しするとシステムが自動的に起動し、
メイン画面が液晶パネルに表示される。
2)ログイン後、メイン画面の設定ボタンを押して、セットアップ画面を表示し、日付及び時間を設定する。設定完了後、
メイン画面に戻る。
3)コードチップボタンを押して、コードチップ情報の読み込み方法を選択する。情報の読み込みが完了したら、QC カート
リッジの情報が表示される。QC コードチップを取り出す。
4)設定画面に行って、測定項目ボタンを押してQCカ ートリッジのロット番号とQC コードチップのインストール日時を確認し、
設定画面に戻る。すべての設定が完了したら、ホームボタンを押してメイン画面に戻る。
5)測定ボタンを押し、左下にあるデバイスQC ボタンをクリックして、QC カートリッジをカートリッジスロット部に差し込むと
本体のセルフテストが自動的に始まり、完了するとQC カートリッジが排出される。セルフテストの結果を確認後、メイン画面に
戻り、QC カートリッジを取り出す。
<測定手順>
1)電源ボタンを3 秒長押しするとシステムが自動的に起動し、メイン画面が液晶パネルに表示される。
2)テストカートリッジ付属の各ロットに対応したコードチップを準備する。
3)メイン画面の設定ボタンを押して、その中のコードチップボタンを押す。コードチップ読み込み方法を選択し、方法のとおり
読み込むと、コードチップの情報が本体に保存される。その後、設定画面に戻る。
4)測定項目ボタンを押してテストカートリッジのロット番号とそのコードチップのインストール日付を確認して、設定画面に
戻る。その後、ホームボタンを押してメイン画面に戻る。
5)メイン画面の測定ボタンを押し、その中の測定ボタンを押して患者ID 等を入力し、▶ボタンを押す。
6)テストカートリッジをカートリッジスロット部に差し込むとテストカートリッジの反応が始まる。
7)測定が完了すると、テストカートリッジの蛍光強度の読み取りが開始され、完了後にテストカートリッジが排出される。
印刷ボタンを押すと、測定結果が印刷される。
8)別の検体の測定を行う場合は手順5から繰り返す。
警告
【警告】
本品で扱う検体は感染症を引き起こす原因となる病原微生物に汚染されている可能性があるため、その取扱いには、
使い捨て手袋、実験着などの保護衣及び保護用眼鏡を着用するなどして人体に直接触れないように注意すること。
また、測定終了後はよく手を洗うこと。