医療関係者向け情報

ダイアートの腎性浮腫に対する効果(2)

禁忌を含む使用上の注意等につきましてはD.I.をご参照ください。

慢性腎臓病患者における長時間作用型と短時間作用型ループ利尿薬の効果と安全性の検討

自治医科大学紀要  第33巻: 79‐89, 2010
駒田 敬則1)、 吉田 泉1)、 佐久間 由紀1)、 森 穂波1)、 雨宮 守正2)、 中里 優一3)、 田部井 薫1)
1)自治医科大学附属さいたま医療センター 腎臓科 2)さいたま赤十字病院 腎臓内科 3)さいたま社会保険病院 腎臓内科

対象 ループ利尿薬を服用中の外来慢性腎臓病患者34例
投与方法 アゾセミド 30-120mg/日
フロセミド 20-80mg/日
試験方法 アゾセミド先行群またはフロセミド先行群の2群に無作為に割り付け、1-2ヶ月後に各薬剤を変更するクロスオーバー試験にて実施した。

試験方法

評価項目 体重、血圧、浮腫、推算糸球体濾過量(eGFR)、血液検査値、尿検査値

承認用法・用量(抜粋)
アゾセミド:1日1回アゾセミドとして60mgを経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。
フロセミド:フロセミドとして1日1回40~80mg を連日又は隔日経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。腎機能不全等の場合にはさらに大量に用いることもある。ただし、悪性高血圧に用いる場合には、通常、他の降圧剤と併用すること。

投与終了時の1日尿量

投与終了時の1日尿量

血液生化学検査

血液生化学検査

尿蛋白/Cr比に対する影響

尿蛋白/Cr比に対する影響

副作用 試験期間中に両剤とも副作用は認められなかった。

考察


  1. 血清電解質、特に血清カリウム値について両薬剤間で有意差は認められなかった。
  2. 血清クレアチニン値について両薬剤間で有意差は認められなかったが、腎機能障害のある患者 にこれらの薬剤を使用する場合はこの値の変化によく注意することが必要である。
  3. 今回、フロセミド投与後にCr補正の尿中蛋白排泄量上昇が認められた。
    血圧の有意な変化が無かったことから、急激な利尿におけるRAA系※亢進などの機序で糸球体内圧の上昇を反映した可能性がある。※レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系

使用上の注意(抜粋)
1.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
(3)重篤な腎障害のある患者[排泄遅延により血中濃度が上昇するおそれがある。]

ダイアートの貯法について

ダイアート錠30mg・60mgは、光に安定であるため遮光保存する必要がありません。1)
そのため、一包化後も遮光の必要はありません。
ダイアートの遮光技術は特許を取得しております。
※ダイアート錠30mg、ダイアート錠60mgは500錠のバラ包装がございます。

1)株式会社三和化学研究所 社内資料
ダイアート錠30mg 無包装状態の安定性、ダイアート錠60mg 無包装状態の安定性

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