医療関係者向け情報

ダイアートのQOLへの影響

禁忌を含む使用上の注意等につきましてはD.I.をご参照ください。

利尿作用と利尿に伴う愁訴に対する影響

3)井上 清. 新薬と臨牀 1993; 42(10): 2103-2107

目的 長時間作用型利尿薬ダイアートと短時間作用型利尿薬フロセミド投与後の利尿作用随伴の愁訴の有無・程度を比較検討する。
対象 外来通院中の慢性心不全患者40例
試験方法 ダイアート60mg 投与群20例とフロセミド40mg投与群20例に割り付け、5日以上の観察期のあと、各薬剤を7日間連続して1日1回朝食後に経口投与した。
評価項目 利尿に伴う愁訴の有無・程度、自覚症状、身体所見、尿量、尿中電解質など。
副作用 試験期間中に両群とも副作用は認められなかった。

利尿作用

利尿作用

尿量の増加幅、体重の低下幅に差はなかった。また、電解質、尿酸排泄においても差はなかった。

利尿に伴う愁訴に対する影響(患者QOLに対する検討)

  • 評価項目:
  • 1.のどが渇く
    2.トイレが近くて困る
    3.声がかれる
    4.皮膚がカサカサする
    5.体がだるい
    6.気力がない
    7.気分がイライラする
    8.騒音が気になる
    9.脈が速い、ドキドキする
    10立ちくらみがする
  • 11.めまいがする
    12.頭が重い、頭痛がする
    13.ムカムカする
    14.食欲がない
    15.お腹がはり、ガスがでる
    16.下痢をする
    17.体が痒い、湿疹、蕁麻疹がある
    18.こむら返りをおこす
    19.体が熱っぽい
    20.手がふるえる

上記評価項目で利尿に伴う愁訴の有無・程度等を4段階に評価し、それぞれ1点(ぴったり当てはまる)から0.1点(当てはまらない)までの点数を与え、その合計点数をもって検討した。(ベースライン:14点/7日)

その他の作用 利尿に伴う愁訴に対する影響(患者QOLに対する検討)

利尿に伴う愁訴は、ダイアート群でフロセミド群と比較し有意に少なかった(p<0.05)。

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