医療関係者向け情報

ダイアートの用量反応性と軽症うっ血性心不全に対する効果

禁忌を含む使用上の注意等につきましてはD.I.をご参照ください。

ダイアート30mgのうっ血性心不全に対する効果

ダイアート1日30mg投与により、浮腫、CTRの改善とともに心肥大指標(LVDd)の減少およびNYHA心機能分類の改善が認められました。

ダイアート30mgのうっ血性心不全に対する効果

利尿作用パターン(うっ血性心不全における尿量変化推移)

1日尿量の推移

目的 比較的軽症なうっ血性心不全患者を対象としてダイアートの1日30mg投与の有効性を検討する。
対象 NYHA心機能分類Ⅰ-Ⅱ度の比較的軽症の慢性心不全患者
試験方法 ダイアート30mgを1日1回朝食後4週間投与
評価項目 自覚症状、体重、血圧、心拍数、浮腫の程度、肝腫大の程度、肺ラ音、NYHA心機能分類、CTR、心エコー図、臨床検査値
副作用 4例に認められ、その内訳は顔面のほてり感、胃部不快感、尿酸値上昇(2例)、ALT(GPT)上昇であった。(ダイアート30mg/日において)

越智 隆明 他、 Ther Res 1992; 13(5): 1965-1973
※承認用法・用量(抜粋)/1日1回アゾセミドとして60mgを経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

ダイアート30mg錠で症状に応じた用量調節を

ダイアート30mg投与は利尿パターンを変えることなく1日尿量を調節できます。
30mg錠は割線が入っていますので細かい用量調節が可能です。

ダイアート30mg錠で症状に応じた用量調節を

1日尿量の推移

対象 健康成人男子6名
試験方法 クロスオーバー法
投与方法 ダイアート30mg及び60mgを経口投与

株式会社三和化学研究所 社内資料

1日尿量の推移

Kuzuya F, et al. Ⅰnt J Clin Pharmacol Ther Toxicol 1984; 22(6): 291-299

1日尿量の推移

目的 ループ利尿薬が投与されているうっ血性心不全患者において、長時間作用型利尿薬ダイアートと短時間作用型利尿薬フロセミドの予後改善効果を比較する。
対象 うっ血性心不全患者320例(NYHA心機能分類Ⅱ-Ⅲ度)
試験方法 前向き無作為化オープン比較試験として、ダイアート(30~60mg/日)投与群160例、フロセミド(20~40mg/日)投与群160例に分け、2年間継続投与して各群の予後を検討。
評価項目 心血管死またはうっ血性心不全による予期せぬ入院(一次エンドポイント)。全死亡、症状の悪化、BNPの上昇、心不全治療の変更(ニ次エンドポイント)。
結果 心血管死またはうっ血性心不全による予期せぬ入院(一次エンドポイント)では、ダイアート群のフロセミド群に対するハザード比は0.55(95%CI:0.32-0.95,p=0.03)で有意であった。
副作用 ダイアート群で試験開始1年後の新規低カリウム血症6(3.8%)、低血圧1例(0.63%)、フロセミド群で試験開始1年後の新規低カリウム血症2例(1.3%)、ジギタリス中毒1例(0.63%)、発疹1例(0.63%)、関節炎1例(0.63%)がみられた。

Masuyama T, et al. Circ J 2012; 76(4): 833-842
※承認用法・用量(抜粋)/1日1回アゾセミドとして60mgを経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 無尿の患者[本剤の効果が期待できない。]
  2. 肝性昏睡の患者[低カリウム血症によるアルカローシスの増悪により肝性昏睡が悪化するおそれがある。]
  3. 体液中のナトリウム、カリウムが明らかに減少している患者[電解質異常を起こすおそれがある。]
  4. スルフォンアミド誘導体に対し過敏症の既往歴のある患者

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