医療関係者向け情報

イノテックペプシノゲンI

製品情報

測定原理

ラテックス凝集免疫比濁法(LIA法)を測定原理としています。試料中のPGIとラテックス粒子に吸着させた抗体とが抗原抗体反応を起こし、凝集塊を生じます。この凝集反応を吸光度変化としてとらえたと、その変化量は試料中のPGI濃度に比例することにより、濃度既知の標準液から検量線を作成し濃度を
算出します。

使用上の注意

1.取扱上の注意
(1)試料にはHBウイルス等の感染性微生物が存在することがあるので、感染の危険性があるものとして、取扱いには十分注意してください。
(2)本品中には防腐剤として0.09(W/V)%アジ化ナトリウムが含有されています。誤って目や口に入ったり、皮膚に付着した場合は水で十分に洗い流す等の応急措置を行い、必要があれば医師の手当てを受けてください。
2.使用上の注意
(1)使用期限の切れた試液は使用しないでください。
(2)試液の開封後はなるべく早く使用し、保存する場合は蓋を閉めて指定の条件で保存してください。
(3)本品中の容器、付属品は他の目的に転用しないでください。
(4)緩衝液及びラテックス試液は、測定前に軽く転倒混和した後、所定の位置に正しくセットしてください。泡立っている場合は泡を取り除いて測定してください。
(5) 測定範囲の上限を超える試料は、生理食塩水で希釈した後に再び測定し、その測定値に希釈倍数を乗じてください。
(6) ロットの異なる試液を混ぜ合わせて使用しないでください。
(7)検量線は測定ごとに作成してください。また、検量用試料は、それぞれ2回以上測定してください。
(8)検量用試料は別売品を使用してください。なお使用に際しては別売品の現品説明書を参照してください。
(9)試液は必ず冷蔵 (2~10℃) 保存し、凍結保存は避けてください。
3.廃棄上の注意
(1)本品中には防腐剤として0.09(W/V)%アジ化ナトリウムを含有しています。アジ化ナトリウムは鉛管、銅管と反応して爆発性の強い金属アジドを生成することがありますので、廃棄する場合には大量の水で洗い流してください。
(2)試料にはHBウイルス等の感染性微生物が存在することがあるので、使用済みの試料、試薬容器、器具等は滅菌、消毒(0.5%次亜塩素酸ナトリウム溶液)、焼却等で処理してください。
(3)試液及び器具などを廃棄する場合には、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、水質汚濁防止法等の規定に従って処理してください。

品目仕様等

製 品 名 内 容
イノテック ペプシノゲンⅠ

緩衝液(R1)

54mL×1

ペプシノゲンⅠラテックス試液(R2)

10mL×1

操作方法

1.試液の調製
緩衝液(R1)、ペプシノゲンIラテックス試液(R2)共にそのまま使用してください。
2.試液の安定性
緩衝液(R1)、ペプシノゲンIラテックス試液(R2)共に冷蔵(2~10℃)保存で製造後1年安定です。
3.測定操作法 [標準的操作法]〈2ポイント法〉
(下図参照)


4.検量線
別売のイノテック ペプシノゲンI用ペプシノゲンI標準液を試料とし、上記測定操作法に基づいて測定を行い、多点検量線を作成します。

操作上の注意

(1)測定試料の性質
本キットによる測定は、試料として血清を使用してください。試料は、冷蔵(4℃ )で2週間、凍結(-20℃ )では数力月安定です。 但し、凍結融解は繰り返さないでください。
(2)妨害物質等 乳びはイントラファットとして5%、ヘモグロビンは500mg/|dL、ビリルビンは50mg/dL、アスコルビン酸は50mg/dLまで測定値にほとんど影響を与えません。
(3)その他
イ.試液は必ず冷蔵保存 (2~10℃) し、凍結保存は避けてください。
ロ.各種自動分析装置への適応例については、別途資料をご請求ください。

性能

1.感度
(1)生理食塩水を試料として測定するとき、吸光度変化量(デルタOD)は、0.003/min以下です。
(2)160 ng/mLのペプシノゲンI標準液又は標準血清を試料として測定するとき、吸光度変化量(デルタOD)は0.050~0.100/minです。
(注)上記の規格は特定の自動分析装置を用いて定めた値です。
2.正確性
既知濃度の管理用血清を測定するとき、測定値は表示値の±10%以内です。
3.同時再現性 同一検体を5回同時に測定するとき、吸光度変化量のC.V.値は10%以下です。
4.測定範囲 本キットによる血清中ペプシノゲンIの測定範囲は2.5~160ng/mLです。

特長

1.ラテックス凝集免疫比濁法を測定原理としています。
2.各種汎用自動分析装置への適応が可能です。
3.試液調製が不要です。
4.試料の前処理 (試料の希釈) が不要です。
5.RIA法と良好な相関性を有します。

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