医療関係者向け情報

ケトレックス「三和」

製品情報

測定原理

Williamsonらの酵素法原理に基づき、アセト酢酸3-ヒドロキシ酪酸を測定します。

NADHの減少量及び生成量を波長340nmで測定することにより求めます。その結果、ケトン体比(アセト酢酸/3ヒドロキシ酪酸)を求めることができます。

使用上の注意

1.各ケトン体濃度が10μmol/L未満の場合には精度以下ですので、ケトン体比を使用しないで下さい。(高カロリー輸液中では血中アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸いずれかが10μmol/L以下の場合が多く、正確な値を知るためには糖投与量を減量し、血中アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸が10μmol/L以上になるのを待って測定しなおして下さい。)
2.10~200μmol/Lまで測定可能ですが、より高濃度の検体は精製水で1:1に希釈した後、再び測定し、測定値を2倍して下さい。
3.補酵素試液A、補酵素試液B及び酵素試液は必ず2~8℃に保存して下さい。 なお、冷蔵保存(2~8℃)で補酵素試液Aは10日間、補酵素試液Bは20日間及び酵素試液は30日間使用できます。
4.反応温度及び反応時間はできるだけ正確に守って下さい。

操作方法

1.試液の調製
(1)補酵素試液A 補酵素試薬A 1瓶に溶解液A 4mLを加えて溶かし、補酵素試液Aとして下さい。この溶液は、冷蔵保存(2~8℃)で10日間使用できます。
(2)補酵素試液B 補酵素試薬B 1瓶に溶解液B 1瓶全量を加えて溶かし、補酵素試液Bとして下さい。この溶液は、冷蔵保存(2~8℃)で20日間使用できます。
(3)酵素試液 酵素原液1瓶に精製水1.5mLを加えて混和し、酵素試液として下さい。この溶液は、冷蔵保存(2~8℃)で30日間使用できます。
2.測定操作法
(1)検体前処理(除たん白)
①遠心管に除たん白液1mL、血清又は血漿1mLを添加し、十分にかき混ぜます。
②10分以上氷槽中に放置した後、4℃で3000rpm、10分間遠心分離し上清を採ります。
(2)測定法(図参照)

操作上の注意

操作上の留意事項
1.測定試料の性質
(1)試料は血清又は血漿を使用して下さい。
(2)試料は室温(20℃)で2時間、2~8℃で48時間安定です。
(3)抗凝固剤は通常の濃度では測定値に影響を与えません。
2.妨害物質 血中の共存物質であるアスコルビン酸、ビリルビン、ヘモグロビン、アルブミン、グルコース、尿酸、クレアチンは測定値に影響を与えません。

性能

感度
アセト酢酸標準液及び3-ヒドロキシ酪酸標準液を試料として吸光度を測定するとき、⊿OD は共に0.175 ~0.213 の範囲内です。
再現性
アセト酢酸標準液及び3-ヒドロキシ酪酸標準液を試料として測定するとき、同時再現性の変動係数(CV 値)はそれぞれ5%以下です。
測定範囲
10 ~200μmol/L

特長

1. 低濃度域でのケトン体比(アセト酢酸/3-ヒドロキシ酪酸)を正確に求めることができます。
2. 反応はエンドポイント法です。
3. 再現性は良好です。
4. 10 ~200 μmol/L まで直線性を示します。

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